入社すぐの退職・転職をポジティブに|自分の辞めたい気持ちを尊重しよう

入社後すぐの退職・転職をポジティブに 退職ノウハウ
困っている人
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入社して1か月なのですが、辞めたい気持ちが止まりません…いま辞めると転職が不利になったりするんでしょうか?

norio
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入社してすぐに辞めても転職先は見つかります!まずは自分の気持ちを整理しましょう!

この記事では下記について解説しています!

  • 入社してすぐに辞めるデメリット
  • 入社してすぐに辞める場合の転職活動
  • 辞めた理由をポジティブ変換して面接に挑もう

はじめに、入社してすぐに仕事を辞めたいと感じてしまうことはおかしいことではありません。

新しい職場環境、一からの人間関係、不慣れな仕事など、入社直後はとてもストレスを感じやすい時期です。

入社してすぐに辞める場合はデメリットもありますが、辞めてよかったというメリットもあります

会社組織は入社してみないとわからないことがたくさんあります。「もったいない」「甘い」「逃げ」など周囲からいろいろ言われるかもしれませんが、自身の成長や心の安定につながるのであれば、入社すぐであっても辞めて良いのではないでしょうか。

入社してすぐに辞めた場合、その後どのようになるのかを確認しながら自身の方向性を決めていきましょう。

入社してすぐに辞めた場合のデメリットとメリット

入社してすぐに辞めた場合のデメリットとメリット

入社してすぐに辞めた場合のデメリット

入社してすぐに辞めた場合にどのようなデメリットがあるでしょうか。

自身の現状に照らして整理してみればそれほど大きなデメリットではないこともあるため、確認してみてください。

周囲からの批判が気になる

「石の上にも3年」「継続は力なり」と小さなころから耳にしてきたことで、すぐに仕事を辞めるのはいけないことだと思ってしまう人が多いでしょう。

上司や同僚に相談したとしても「頑張れ」「ガマンしろ」と言われそう…。むしろ「甘い」「できないやつ」というレッテルを張られることになるかも…。と悪い方向に考えてしまいがちです。

とはいえ、入社前からその会社の内部を深く知ることは困難ですし、入社してみたら想像していた環境と全く違うということはよくあります。

すぐに辞めたくなったとしても、必要以上に罪悪感や劣等感を感じる必要はないのではないでしょうか。次の転職先で同じことを繰り返さないよう、いまの職場を辞めたくなった要因を考えることが重要です。

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どんなに慎重に仕事を選んでも、合う合わないは必ず起こります!

今後の転職活動が不利になる

入社してすぐに仕事を辞めると転職活動が不利になると言われる理由は、採用担当者から「継続性がない」「忍耐力がない」「社会人としての意識が欠ける」などとみなされる可能性があるからです。

仮に自身が面接官だったとしたらどうでしょう?

履歴書からの情報、もしくは面接時間内で応募者が自社にとって適合するかどうかを見抜かなければいけないためシビアになります。

ただ、入社直後に辞めたとしても、妥当な理由をしっかりと伝えることができれば問題ないとしている企業が多いのも事実です。「不利になるかも?」とあまり神経質にならず、なぜ辞めたのかの理由を話せるようにすることが重要です。

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辞めた理由をしっかり伝えられれば不利はそれほどありません!

転職先が決まっていない場合、収入源がなくなる

入社してすぐに辞めるとなると、まだ転職先が決まっていない状態の方もいます。

その場合は転職先が見つかるまで収入源がないため、生活費についてよく考えておく必要があります。

これまでの貯蓄や失業給付金などに頼る生活になるため、普段よりも支出を抑える生活を意識した方が良いでしょう。できれば在職中に転職活動を開始することをオススメします。

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一人で考え込まず、家族や行政に相談することも考えましょう!

入社してすぐに辞めた場合のメリット

入社してすぐに辞めた場合のデメリットがあるように、メリットも存在します。自身にとってどちらの影響が大きいか確認しましょう。

自身の力を活かす挑戦ができる

入社間もない頃は試用期間としている企業が多く、重要な仕事を任せられることはほとんどありません。

すでに活躍できるスキルを備えているにも関わらず、挑戦させてもらえないことは本人にとって思っている以上にストレスになります。

もし入社歴が浅くとも自身のスキルを活かせる転職先が見つかりそうなのであれば挑戦すべきでしょう。

転職成功例
転職成功例

転職先では自身の能力を認めら、大きなプロジェクトのメンバーに選出されました!

合わない環境からいち早く抜け出せる

自身に合わないと感じている職場で、大切な自分の人生の時間をどれだけ消費するかを考えてみましょう。

本当に合わない感じているなら、環境を変えるために今の仕事を辞めるという選択はむしろに合理的かもしれません。

株式会社ビズヒッツが行った「入社1年目以内に転職した人」を対象とした調査によると、91%の人が「転職して良かった」と回答しています。

調査結果はあくまでも一例ですが、入社してからすぐの退職が一概にダメという認識はしない方が良いでしょう。活躍できる場所を探すことはポジティブにとらえても大丈夫です。

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もし環境が変わっても、自身の努力不足があると状況は改善されないので要注意です!

辞めないという選択をした場合も想像してみよう

入社してからすぐに辞めた場合のデメリットとメリットを確認しましたが、「辞めない」という選択をした場合も考えてみましょう。

仮に今の仕事を続けた場合、経験値という大きな対価を得ます。

職場に慣れ、後輩を持つ立場になり、重要な仕事も回ってくることが多くなる可能性もあるのです。

逆に、辞めないということは今のままの環境で耐えるということです。

若いうちから挑戦できる環境に身を置くことや、自分に合う仕事を探すという挑戦の機会は損失します。

そのため、自分自身の辞めたいという気持ちの要因が何かを探ることが非常に重要となってきます。次項で詳しく確認していきましょう。

辞めたい要因を突き止めて現職に留まるかどうかを決めていくのですね!

入社してすぐに辞めたいと思ったら確認すべきこと

入社してすぐに辞めたいと思ったら確認すべきこと

なぜ辞めたいと思っているのか自分の本心を知る

なぜ入社してすぐに辞めたいと考えるようになったのか理由を分析し、次の転職に活かせるよう整理しましょう。入社してすぐ辞めたくなる主な理由を紹介しますので参考にしてください。

casa1.入社前に聞いていた仕事内容・条件と違う

どんなに入社前の面接で入念に質問・確認したつもりでも、入社後に大きなギャップを感じることは少なくありません。

会社側の説明不足があったり、面接を受けた側の確認不足や認識相違も考えられます。明らかに雇用条件(給与や勤務時間)が異なる場合は上司や関連部署に相談してみましょう。

状況の改善が難しければ辞めることを考えましょう。

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話が違う!という感じたらまずは上司に相談してみましょう!

casa2.社風や社内制度になじめない

人はそれぞれ育ってきた環境が違います。学生時代の経験、アルバイトでの経験など、違いを探せば多岐にわたります。

入社してからしか深く知ることができない社風や制度、その会社独自の暗黙のルールなどに戸惑う方は多いです。ただ、時間の経過とともに慣れが解決してくれることも多いです。

新たに加入したという立場である以上、相手に合わせるスタンスを持ちながら過ごしてみましょう。どうしても苦しい気持ちになってしまう場合は辞めることを考えましょう。

いまの会社はポジティブ思考一色なんだよなぁ…自分はリスク面も考えて仕事を進めたいよ…。

casa3.人間関係が良くない

上司や同僚とそりが合わない、もしくは部署内の人間関係が悪くギスギスしているなど、人間関係の良し悪しも仕事を辞めたくなる気持ちに大きく影響します。

パワハラ、セクハラなどのハラスメントに悩んでいるケースもあるでしょう。

自身の立ち居振る舞いが影響していないかを振り返りつつ、改善が望めないようであれば退職の準備をしましょう。

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相談できる人が周りにいなければ筆者を頼ってください!

casa4.仕事についていけない

仕事を一から丁寧に教えてくれる職場であれば仕事についていけないという感情は抱かないかもしれませんが、新人教育をほとんど実施せずに放置気味になってしまう会社はとても多く存在します。

教育環境が整っておらず、見て覚えろという体質の会社ではストレスが溜まりやすいです。

先輩や上司に相談しても、彼ら自身がそれを乗り越えてきているため、「気合いだー!」と一蹴されかねません。

自身が積極的に先輩に教えをこう行動が不足している可能性もありますので、ひとまずは上司に相談してみると良いでしょう。

仕事なんてのは見て覚えろ!若いもんは気合いが足りん!

ダメだこりゃ…。もう辞めよう。

casa5.他者の環境と比べてしまう

人間は他人と自分を比較しがちです。

同期入社の仲間がいち早く大きな成果を上げている…。学生時代の友人は定時退社で年収も高い…。など、他者と比較して自身の環境が悪いと考えて仕事を辞めたくなる人も多くいます。

比べたい気持ちも理解できますが、他者と比較をしてしまうと、優位なときは傲慢に、劣勢なときは卑屈にとあまり感心できない心理になってしまいがちです。

他者は関係なく、0.1%だったとしても自身が成長できていれば良いと考えてみてはどうでしょうか。あなたがどうありたいかを追求してみてください。

norio
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比較するのなら昨日の自分と比較しましょう!

自身が努力することで改善できないかを考える

すべての辞めたい理由に対して言えることですが、まずは自身が努力することで現状を打破できないか?と考えるべきです。

入社してからすぐに辞めるという選択は、少なからず今よりも事態を悪化させる可能性があります。

自身の努力が足りないままで、環境だけを変えても事態は好転しません。一時的には良い結果になったとしても、いずれ同じような壁にぶつかるでしょう。

冷静かつ正確に自分自身の振り返りと周囲環境の把握をして退職するかどうかを決めましょう。

辞めたあとに後悔しないための退職準備

辞めたあとに後悔しないための退職準備

在職中に転職活動をスタートさせる

会社を辞めようと結論を出した場合、徐々に退職に向けての準備を進めましょう。

ひとまずは在職中に転職活動を始めてみることをオススメします。

理由は2つあります。

1つ目:退職前に経済的な安定を確保する

転職先を決めずに退職すると、次の転職先が決まるまで収入源を失うことになります。

貯蓄や家族の援助が多分にあれば良いのですが、長期間転職先が決まらない可能性もありますので、なるべく在職中に転職先を決めてしまう方が良いでしょう。

2つ目:本当に辞めるべきか客観的視点で見直す

いざ転職活動を始めてみると、今の会社の良い部分が見えてくることがあります。入社したことで手に入れることができたものは何かしらあるはずです。

様々な求人情報をチェックしてみた結果、どのような会社であっても多少はストレスを受けそうだと気づき、辞めずに今の職場に残って慣れていこうという気持ちになることも考えられます。

転職活動の注意点:内定をもらったからとすぐに飛びつくのはNG

どうしても入りたい会社が見つかり、見事に内定を獲得できた場合は良いのですが、ただ内定をもらったからと飛びつかないように注意しましょう。よく考えて転職先を決めなければ、「イメージと違う」などの理由で早期退社を繰り返してしまう可能性があります。転職活動はあせらずに慎重に進めましょう。

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内定をもらったら、入社後のギャップが発生しないよう、入念に採用担当者と打ち合わせしましょう!

転職活動では「なぜ入社してすぐに辞めるのか」を語れるようにする

短期間で仕事を辞めた履歴がある場合、ほとんどの面接で退職理由について質問されます。

なぜ入社してすぐに辞めることになったのかをきちんと答え、採用担当者を納得させられるように準備しておく必要があります。

退職理由を答える際、前職の悪口は厳禁です。

「自社で同じようなことが起これば退職してしまうのでは?」と担当者が不安になってしまいますし、あまりにも批判的だと人間性を疑われたり、見苦しい印象を与える可能性があります。

退職理由はポジティブに変換して伝えるようにしましょう。

  • 責任のある仕事を与えてもらえない⇒より難しいことにチャレンジしたい
  • 仕事についていけない⇒基礎的なことからもっと詳しく勉強したい
  • 人間関係が良くない⇒個人の裁量が大きい仕事がしたい

など、嘘の理由を話すのではなく、自身の退職理由をポジティブに言い換えて話せるようにしておくことをオススメします。

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ハラスメントや労働基準法違反があったなど、隠さなくてよい場合もありますよ!

現在の職場に辞めたいと伝える際はポジティブに

転職するしないにかかわらず、仕事を辞める決断をした場合は現在の職場に辞めることを伝えなくてはいけません。

まずは直属の上司に話をする時間を取ってもらえるよう、アポイントを取りましょう。

「今後についてお話がありますので、少しお時間いただけないでしょうか?」などと声をかけます。いきなり呼び止めて退職の話をするのは失礼ですので、まずはお伺いをたてましょう。

退職面談の際、ネガティブな退職理由を伝えるのはNGです。

聞いていて気持ちが良いものではないですし、退職理由の改善をダシに退職抑止をされて仕事をなかなか辞められない事態になることがあります。

必ず自身の将来のため」などポジティブな退職理由を伝えましょう。

詳しくは下記記事を参考にしてください。

入社してすぐに辞めてもいいのか?まとめ

いかがでしたか?入社してすぐに仕事を辞めたとしてもうまくやれそうな気がしてきませんか?

  • 入社してすぐに辞めることはマイナス面だけではない
  • なぜ辞めたくなったのか理由を分析し次の転職に活かす
  • 退職を自身の成長につなげより良い未来を手にする

退職は次のステップに進むための準備です!

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辞める=ダメという概念はもう古くなってきていますよ!がんばりましょう!

辞めにくい環境なのであれば「退職代行」がオススメです。

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