今の仕事を続けるのは嫌になってきたなぁ…これって逃げなのかなぁ？
「仕事を辞めたい！」と思うこと、ありますよね！
辞めたい気持ちを明確にするために自己分析をしてみましょう！
この記事では下記について解説しています！
- 仕事を辞めたいと本気で思っているかチェック
- 仕事を辞めるべきか辞めないかの判別
- 仕事を辞めたいと思うことが妥当なのか確認
今の仕事を辞めたい！
誰しも一度は思ったことがあるのでないでしょうか。
筆者はこれまで100名以上の退職面談を実施してきました。
仕事を辞めてもいい人、仕事を辞めるべきではない人、それぞれ見分けるための方法があります。
結論からお伝えすると『仕事を辞めたいという気持ちが本心か』をチェックすることです。
自身ですぐにチェックできますので、さっそく試してみてください。
仕事を辞めたいと思ったらまずは本心を確認しよう
もう仕事に行きたくない！会社を辞めたい！と思うことは誰しも一度は経験があるはずです。
屈強そうなあこがれの先輩だって…本当は仕事を辞めたいと毎日考えているかもしれません。
「仕事を辞めたい」という気持ちの奥深くの本心を探っていきましょう。
仕事を辞めたいと思い始めたのはいつ頃から？
初めて仕事を辞めたいを思ったのはいつでしょうか？
もしそれが昨日今日のことだった場合、もう一度落ち着いて考えてみましょう。仕事を辞めたいという気持ちは浮き沈みしやすいという特性があります。
もしかすると明日にはケロッと思い直しているかもしれません。
仕事が思い通りにうまく進みだすと、途端に仕事を辞めたいという気持ちが消えていくものです。
よく考えてみても仕事を辞めたいという気持ちが残っているなら次の項目に進みましょう。
1か月以上仕事を辞めたいと思い悩んでいる…という方は下記記事も参考にしてください！
仕事を辞めたいと思った直前は何をしていた？
仕事を辞めたいと思い始めると、どうしても「辞める理由」をたくさん集めるようになります。
辞める理由が積みあがっていくにつれて、本当に仕事を辞めることが正しいのか判断ができなくなっていきます。
あれも嫌だし、これも嫌だし、なんてったって仕事そのものが嫌なんだよぅ…。
今一度、仕事を辞めたいと思った日のことを思い出してみましょう。
その時あなたは何をしている時でしたか？仕事はどんな状況でプライベートは順調でしたか？
「仕事を辞めたい」と思うときって、なにかがうまく行かないとき！
では、何がうまく行かないのでしょう！？
「仕事を辞めたいと思った理由」が必ずあるはずです。
仕事を辞めたいと思った瞬間の状況を思い出し、なぜ仕事を辞めたいと思ったのか？理由を探し出しましょう。
case1.仕事で大きなミスをしてしまった
周囲から成功を期待され、自身も成功を期待していた仕事で成果が得られなかったとき、落ち込みますよね。
瞬間的な気分の落ち込みだけで、すぐにやる気が復活すればいいのですが、こういう時に限ってミスや不運は続くものです。
やる気を復活させようにも次々起こる出来事に忙殺されてとうとう燃え尽きてしまう…私にも経験があります。
大口取引のチャンスだったのに自分のミスが原因で失注してしまった…。
大事なプレゼンに使う資料のデータを全部消しちゃった…。
大切なお得意様の接待だったのに酔いつぶれてしまった…。
大変ですね…でもよく考えてみてください。
ミスをしたことであなたの評価はどれほど下がりましたか？もう二度と挽回できないような大惨事になっていますか？
もし評価が下がったり、取り返しがつかない事態になっていたとしても、仕事をクビになるほどではないはずです。
むしろミスの内容によってはよくチャレンジしたと思ってくれている人もいるのではないでしょうか。
皆さん、大丈夫です！命まではとられませんよ！
必要以上に自身の評価を下げて、情熱とやる気を削いでいるのは…自分自身という可能性はありませんか？
大きな仕事を任されたあなたはとても優秀な人材です。
冷静に周囲を見渡し、がんばってきた自分自身を肯定しましょう。
case2.パートナーや家族との予定をすっぽかして関係が悪化した
仕事に熱が入るあまり、プライベートの時間にまで影響することがあります。
思いもよらずパートナーや家族との関係にヒビが入ってしまうこともありますよね。
毎日夜遅くまで接待が続いて、彼女の誕生日を祝えなかった…。
もう接待ばかりの仕事なんて嫌だー！
パートナーや家族との時間を削ってまで本当に必要な仕事だったのしょうか？
もちろん、どうしてもやらなければいけないことが山積みだという場合もあるでしょう。
ただ、プライベートの予定をないがしろにしてまで受けるべき仕事なのか？ということはよく考えてみるべきです。
私が退職面談をした方の中には「自分から仕事を増やしてしまっている」方がいます。
次から次へと他人の分まで仕事を請け負って、ギリギリの状態で毎日を過ごしているのです。
さらにプライベートまで犠牲にするなんて…心がつぶれてしまう前に仕事量を見直しましょう。
あなたが請け負う仕事の量を減らすことはできませんか？その分、パートナーや家族と過ごす時間を増やせませんか？
もし仕事量が適切ではないなら上司に相談することをオススメします！
仕事を優先するのか、プライベートを充実させるのか、自分自身の気持ちに正直に選択していきましょう。
もしもプライベートを優先したいのに、仕事量が多すぎて叶わないのであれば、仕事を辞めることを視野に入れてください。
case3.上司から理不尽な叱られ方をした
上司に理不尽な叱られ方をすると、本当に気分が下がりますよね。
自身の責任範囲以外のことで叱られることもしばしば。
ただ、これはあなたに対しての期待の表れとも言えます。
元々できないと思っている部下に責任以上のことを責める上司はあまりいません。
期待以上の成果を出せると見込まれていたからこそ、叱ってくれている！？という可能性を考えてみてください。
おまえ、ふざけるな！とにかく全部お前が悪いんだ！
マジでなに言ってんのかわかんねーよ！叱るならちゃんと叱ってくれよ！
どう考えても理不尽なことで責任追及されるようなことが続くのであれば、ハラスメントに該当します。
パワハラが常習化している環境は個人では簡単に改善できません。
部署移動などでも解決が難しいようであれば仕事を辞めるという選択は十分正当です。
ハラスメントが日常的に繰り返されているような環境の場合、すぐにでも抜け出すために仕事を辞める準備をしましょう。
あなたの大切な人生を強奪者たちに奪われないでください。
case4.ずっと嫌な仕事を我慢していたが限界を超えた
長いあいだ、仕事を辞めたいと思い続けてきたあなたは、大変苦しい状況だと思います。
もう私は限界です…すぐにでも仕事を辞めたいんです…。
仕事を辞められない理由は何でしょうか？
経済的な問題、人間関係のしがらみ、職場の人員不足、などなど簡単には仕事を辞める決断できない理由があるのかもしれません。
その他にも何かがきっかけで今の仕事が嫌になってしまい、それが続いている方もいるでしょう。
いずれにせよ、あなたの人生は一度きりです。勇気を出して仕事を辞める選択をしても良いと思います。
仕事を辞められない理由はあれど、自分自身を大切に！
仕事を辞めたい理由はネガティブ？ポジティブ？
ここまでに仕事を辞めたい理由の本心を探ってきました。
仕事を辞めたい理由はネガティブでしたか？ポジティブでしたが？
例えば、「なんとなく仕事を辞めたい」とか「やる気が出ない」など、本心を探っても明確に仕事を辞めたい理由が見当たらない場合、これはネガティブな理由です。
明確な理由もないまま仕事を辞めてしまうと、同じようなことで退職を繰り返してしまう可能性がありますので、今一度仕事を辞めていいのかよく考えるべきです。
「上司との折り合いが悪い」や「仕事内容が合わない」など、一見ネガティブに見られやすい理由でも、あなた自身が改善に向けて努力した結果、環境を変えられずに仕事を辞めたいということであれば、私はポジティブな理由だと考えます。
新しい環境で自分の能力を試すという点ではキャリアアップを望む転職と似ています！
仕事を辞めるということ自体がマイナスイメージを伴いやすいですが、今後は日本社会もどんどん転職や退職が当たり前になっていきます。
人生をより良くするために、仕事を辞めるという選択もあるということを前提に考えていきましょう。
仕事を辞めたいと思ったら確認すべきことまとめ
- 仕事を辞めたいと思い始めたのはいつ頃だったか確認する
- 仕事を辞めたいと思ったきっかけは何だったのか思い出す
- 仕事を辞めたい理由はポジティブかネガティブかを突き止める
自身の気持ちを正直に整理してスッキリしましょう！
考えることが多くて大変そうだなと感じたら、退職代行にお任せしてみてもいいかもしれません。
