退職代行サービス利用の流れを7ステップで解説|わかりやすい図解付き

退職代行利用の流れ 退職代行
この記事のポイント
  • 退職代行サービス利用の流れは速い
  • 自身で対応することは超カンタンなものだけ
  • 退職代行を使って早く自分の気持ちを解放しよう
困っている人
困っている人

退職代行サービスを使てみたいのですが、どうすればいいんですか?

norio
norio

使ったことが無いサービスは少し不安ですよね!

丁寧に図解付きで解説します!

退職代行サービスを利用する際の具体的な流れをまとめました。

使ってみたい気はするけど、どのようなものかわからないから不安だという気持ちを解消していきましょう。

退職代行サービスについて順番に知りたいという方は下記の3記事を参考にしてください!

退職代行サービス利用の流れ7ステップ

退職代行サービス業者を選ぶ

数ある退職代行サービス業者の中から自身にあった業者を選びます。

選び方は大きく分けて3つです。

  • 依頼する内容によって選ぶ
    • 退職意思の伝達だけでいいのか、その他にも依頼があるのかによって選びます
  • 費用で選ぶ
    • とにかく費用を抑えたいなど、内容よりも価格を優先して選びます
  • 安心・安全で選ぶ
    • ある程度の費用はかかったとしても安心・安全を優先して選びます
退職代行業者退職意思の伝達退職に関する交渉法的対応サービス費用
①弁護士5万~7万円
②労働組合×3万~5万円
③一般退職代行業者××2万~3万円
退職代行業者のサービス費用

退職さえできればいいという場合は費用の安い①の一般業者に依頼すると良いでしょう。

有給休暇の取得や、未払い残業代の請求などがある場合は②の労働組合業者、もしくは①の弁護士事務所に依頼しましょう。

①の弁護士は費用が一番高いため、会社と特にトラブルになっていなければ②の労働組合業者でも十分です。

退職代行サービスの仕組みをよく知らない場合は下記の「退職代行の仕組み」という記事を参考にしてください。

退職代行サービス業者の選び方をもっと詳しく知りたい場合は「失敗しない退職代行サービスの選び方」という記事を参考にしてください。

まずは無料相談してみる

退職代行サービス業者の多くはLINEでの無料相談に対応しています。

まだ退職するかどうか迷っている段階でも、まずは相談してみるのも良いでしょう。

自身がどうしていきたいのか、どのようにできるのかを知るだけでも今後の過ごし方のヒントになります。

丁寧な対応で口コミと実績のある退職代行ガーディアンという業者の相談窓口を載せておきますので試しに相談してみてください。

退職代行を依頼する

どの退職代行サービス業者に依頼するかが決まったら、正式に退職代行を依頼しましょう。

この時点で退職に関する情報を業者に伝えて、どのように退職を進めていくかを決めていきます。

詳しくは退職代行サービス業者と連絡しながら決めていきます。

ヒアリングされる主な内容
  • 自身の個人…名前、生年月日、電話番号、住所
  • 雇用状況…雇用形態(正社員、アルバイトなど)、勤続年数や契約期間
  • 会社の情報…会社名、電話番号、所属部署名、連絡する相手(通常は人事担当者)
  • 退職理由…詳細は不要のため「一身上の都合」でも良い
  • 退職代行を実行する日時…いつ代行業者から会社に通知をするか
  • 希望退職日…有給休暇の消化などを考慮し、いつを退職日にするのか
    • (有給休暇の消化を希望する場合は、有給の残日数も必要)
  • 退職金や未払い残業の有無…あれば必ず事前に業者に伝える
  • 会社に請求したい書類…離職票や源泉徴収票など、今後必要な書類を伝える
  • 備品の返却について…備品の返却先の確認や、私物をどのように受け取るか

料金を支払う

退職代行サービス業者への依頼内容が決まれば料金を支払います。

銀行振込・クレジットカードでの支払いのほか、電子マネー決済に対応している業者もあります。

一部の業者は後払いにも対応していますので、希望する場合は確認してみましょう。

入金確認が取れ次第、退職代行作業がスタートします。

必要書類を用意する

必要に応じて退職願や委任状を準備します。

何を用意すればいいかは退職代行サービス業者から説明がありますので安心してください。

必要なものは全て揃いましたのでいよいよ会社への退職連絡をします。

完了の報告を待つ

ここまで来たらあとは退職意思の通知が終わるのを待つだけです。

会社とのやり取りが1回の連絡で終わることもあれば、複数回の交渉を重ねることもあります。

有給休暇の取得、未払い残業代などの交渉に対応できる業者であれば、依頼主が会社と直接やりとりする必要はありません。

晴れて退職

業者からの完了連絡をもってあなたの退職が確定しました!

多くの場合で退職代行を決行した日から出社をしません。

会社への返却物の郵送手配をしたり、会社に請求している書類の到着を待って過ごしましょう。

退職代行サービス利用時にやること

退職代行サービスの依頼

退職代行サービス業者へのLINE相談で自身に合う業者かを選別しましょう。

言いたいことが言えない業者に依頼すると、あとあと自身で会社とのやり取りをしなければいけなくなるかもしれません。

費用がかかっていますので、自身の要望はしっかり伝えましょう。

退職代行サービス料金の支払い

後払いに対応していない業者は、入金確認後の作業着手となります。

急いでいる場合は銀行振り込みよりもクレジットカードでの決済の方が確認が早いです。

退職に必要な書類の準備

退職願や委任状など、退職代行の時点で必要となる書類がある場合は、退職代行サービス業者から案内があります。

特に指定が無ければ不要です。

社内の規定に基づいて退職届の提出が必要となる場合がありますので、自身で事前に確認しておくか、退職代行サービス業者を通じて会社に確認しましょう。

その他、会社から業務の引き継ぎを依頼されるケースもあります。

対応できる範囲でかまいませんが、もしあなたが会社の重要案件に中心的に携わっていた場合は注意しましょう。

あなたしか知りえない情報は後々のトラブルを回避するためにもしっかり引き継ぎが必要です。

大切なシステムのIDやパスワードを引き継ぎせず、会社に損害を与えた場合は、あなたに対する損害賠償請求の対象になりえます。

詳しくは下記記事を参考にしてください。

退職代行サービス業者がやってくれること

退職意思を会社に伝える

依頼者からの要望を会社側に伝えます。

主に電話にて依頼者の退職意向を伝えて了承を得ます。

退職は労働者の権利として法律で守られていますので会社側も無視はできません。

民法 第六百二十七条

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法 – e-Gov法令検索

有給休暇の取得・未払い残業代の請求

弁護士事務所もしくは労働組合が運営する業者に依頼している場合、有給休暇の取得や退職日の調整を行ってくれます。

未払いの残業代の請求など、会社とのやり取りが複数回になったとしても粘り強く対応してくれます。

交渉権がない一般企業が運営する退職代行業者はここまでサポートできませんので依頼時は注意が必要です。

退職後のサポート

会社から退職の了承を得たあとも、まだ会社とのやり取りが残っています。

退職届の送付先、返却物の返送先、私物の受け取り方法なども依頼者に伝えます。

その他、離職票や年金手帳(会社に預けている場合)、源泉徴収票の受け取りがあります。

業者によっては再就職支援を実施している業者もありますので依頼時に確認しておきましょう。

晴れて退職ができたらやること

各種公的手続き

晴れて退職となりスッキリと自由を満喫したいところですが、退職した直後にやるべきことがあります。

特に失業保険の給付はこちらから手続きしに行かなければもらうことができません。

もらえるものは必ずもらっておきましょう。

  • 失業保険の給付手続き
  • 健康保険の加入
  • 国民年金の加入
  • 住民税の支払い手続き

詳しくは「退職マニュアル2023年版」という記事に記載していますので確認してみてください。

転職活動

転職先がまだ見つかっていない状態で退職代行サービスを利用する人は多くいます。

ようやく手に入れた退職ですが、落ち行いてきたら次の就職についても考えていきましょう。

一から自身で探すよりは、各転職応援サービスの転職エージェントに手伝ってもらう方がスムーズでしょう。

主な転職支援サービスはマイナビエージェント
などが大手で安心でしょう。

早めに登録だけでもしておきましょう。

退職代行サービス利用の流れまとめ

退職代行サービスの利用の流れは、スムーズにいけば1日で完了します。

退職したいのに上司になかなか言い出せない人、辞めたいと伝えているのに辞めさせてもらえない人、事情は様々ですが、退職代行サービスを利用すればすぐにスッキリとした未来が手に入ります。

むやみやたらに退職をすすめてはいません。

ただし、長く苦しんで心身まで支障をきたしているならすぐに退職代行サービスを使うべきだと考えています。

まずは無料の相談で現状を把握しましょう。

norio
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退職は逃げではなく、どう生きていくかの選択です!

どうぞ気軽に相談してください!

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